田舎での閉塞感もちらっと書かれていて、田舎育ちの方は共感できるところも多いと思います
田舎も都会もそれぞれいいところと悪いところがありますもんね
あらすじ
何もない片田舎で生まれ育ち、高校入学を機に上京した狐塚光臣(25)は、会社をクビになり実に10年ぶりに帰郷した。
昔と何一つ変わらない田舎町。
しかし、昔と違っていたのは、近所の熊井のじいちゃんの家に養子として迎えられた同い年の大和との出会いだった――。
会社を立て続けにクビになり、どこか素直になれない光臣と、優しく人当たりのいい方言男子・大和のほっこり田舎BL!
登場人物
・狐塚光臣 (25)
高校から東京で一人暮らしをし働いていたが、思ったことをすぐ口に出してしまうことから会社をクビになり帰郷。
田舎でもなかなか仕事が見つからず、仏具屋をやっている父親とは仲が悪い。
ツリ目であるのがコンプレックス。
・熊井大和 (25)
光臣の実家の近所に住む、熊井おじいさんの養子として高校の時に引き取られた青年。
いつもニコニコしていて穏やかな性格をしているが、親に捨てられた過去のせいで誰かと親密な関係になるのが怖い。
【リスタートはただいまのあとで】のここが見どころ!!
ほんわかと心温まるハートフルストーリー
この作品を読んでまず浮かんだ感想が
「あ…荒んだ心が浄化されていく…」
完全に天に昇りましたね、ピュアピュアすぎて
優しくて人当たりのいい大和が、自分の過去を引きずって相手と一定の距離感を保とうとするのに対して
口が悪くて不器用ながらもまっすぐに接してくれる光臣
この二人がお互いに心を通わせていく過程が本当にやさしく、でも少し暗い話も交えながら丁寧に描かれています!
人と深くかかわることを恐れている大和が、初めて他人(光臣)に自分の弱さを語るのもとてもよかった
普段グチグチいっている光臣も、そういう大和の弱音をしっかりと受け止めているのはスパダリです
また舞台が田舎町ということもあって、ゆっくりと話が進んでいくところも心が穏やかになりますね
あとはココミ先生の優しい絵!
表紙見てもらうとわかると思いますが絵がまた優しいんです!
ストーリーと絵の相乗効果でさらに癒されました
大型わんこ×方言!
わんこ系男子が大好物な僕ですが(知らんがな)
この作品のわんこは最高ですよ!
しかも大和はただのわんこではなく、ちょっと闇を抱えた農家の方言大型わんこ
オプション付きすぎぃ!!
もちろんいい意味で要素てんこ盛りです。もりもり。
個人的にポイント高いのは方言
僕も田舎出身なので地元に帰ると方言出るし、慣れてはいるけど
「だべ」って最高だなおい!東北地方かな!?
特に方言が好きってわけでもなかったんですが
方言しゃべっているとなんか都会に汚されていない純粋さがでていていいな…
目覚めそう…
あと短髪太眉かわいい最高
まとめ
以上【リスタートはただいまのあとで】の感想でした~
本当にピュアで心温まるストーリーでした!
描きおろしには、二人が出会った時のお話や
田舎町で暮らす二人の未来が描かれています!
エロとまではいきませんがちょっとしたいちゃいちゃも!
(ほんとはエロ見たかった…)
ぜひ読んでみて心を浄化してください!デトックス!
試し読みはこちら!
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